2022.11.11
企業ノベルティにシルク印刷を使おう!ほかの印刷方法との違い、メリットや注意点
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企業ノベルティにはさまざまな種類がありますが、印刷方法も千差万別です。
今回は特に「シルク印刷」にまつわる基本情報、メリットや注意点についてご紹介していきます。
これまでシルク印刷を使ったことがない人も、ぜひ今回ご紹介する内容を参考にしてくださいね。
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シルク印刷(シルクスクリーン印刷)とは?
シルク印刷とは、正式名称を「シルクスクリーン印刷」と言い、数ある印刷方法のひとつです。
平らな部分に印刷する方法であり、Tシャツなどの布製品にインクをのせることでさまざまなデザインを実現します。
バッグやポーチなどの製品であっても、印刷部分を平らにできればシルク印刷が可能です。
シルク印刷はかつて、絹(シルク)の布が多く使われ、そこに印刷できていたことからシルク印刷と呼ばれるようになったとされています。
近年では、シルクに限らず化学繊維の布も含めて多くの布地に使われている印刷方法です。
シルク印刷では印刷箇所の大きさを調整でき、一部分だけにとどまらず広範囲に印刷できるのが特徴で、多色印刷にも対応します。
さらに「回転シルク印刷」という印刷方法を使えば、円筒状のアイテムであっても360度ほぼすべての箇所へ印刷できます。
回転シルク印刷は一般的なシルク印刷よりも費用がかかりますが、さまざまなアイテムに活用できるでしょう。
シルク印刷のやり方・工程
シルク印刷では最初に、基本となるデザインデータをもとにして、印刷に使うフィルムを作成していきます。
フィルムは版に焼き付けることで製版します。
これでフィルム部分はインクを通すことなく、基本のデザインを印刷できるようになります。
この板は、シルク印刷をしたいノベルティや商品を平らに広げて、その上にインクとともにのせます。
その後デザインを定着させるため、ヘラを使いながらインクを擦っていきます。
版からインクを押し出すことによって、商品に希望のデザインを印刷することができるのです。
シルク印刷のメリット
シルク印刷のメリットとして、まず印刷箇所が大きくとれるということが挙げられます。
一般的な印刷では、印刷サイズが指定されていることもめずらしくありません。
「直径◯cm以上のサイズは別料金」というように、サイズによって費用が増すこともあります。
しかしシルク印刷なら、広範囲への印刷が可能です。
「できるだけ大きく企業ロゴを入れたい!」、「企業名だけでなく、イラストやキャラクターも一緒に入れたい!」など、スペースを利用した印刷にも応えられるでしょう。
多色印刷にも対応しているので、カラフルなデザインも実現できますよ。
印刷方法によっては、「二色刷りしかできない」などの縛りが発生してしまいますが、シルク印刷を活用することでこうした問題もありません。
使いたい部分に使いたい色を取り入れて、納得のいくデザインが実現できるでしょう。
シルク印刷を活用するときの注意点
魅力の多いシルク印刷ですが、利用時には注意すべきこともあります。
前述のように、平らな部分にフィルムとインクをのせていくシルク印刷は、曲面やでこぼこの部分には基本的に印刷できません。
たとえ印刷したい部分そのものは平らであっても、その周りにでこぼこがあると、フィルムやインクがうまくのりません。
そのため結果的に、印刷できない状態になる可能性もありますので、印刷部分とその周りの状態をよく見極めましょう。
またシルク印刷では多色印刷ができますが、だからといってどんな色でも自在に実現できるわけではなく、とりわけグラデーションのような複雑な表現は難しいでしょう。
「多色印刷でカラーが混ざり合う繊細な表現をしたい」というときには、シルク印刷では実現できません。
複数のカラーを使うことはできるものの、版はそのたびに変えることになります。
そのため色数が増えればその分の版代・印刷代がかかってしまうことはあらかじめ理解しておきましょう。
「費用を押さえながら企業のオリジナルノベルティを作りたい」「理想のデザインを取り入れた記念品を作成したい」
こうしたご要望は、オリジナルノベルティや記念品作成のプロフェッショナルである「e販促ストア
」へお聞かせください。
まとめ
オリジナルノベルティを作成するときには、シルク印刷を活用してみてはいかがでしょうか。
シルク印刷は平らな部分にインクをのせてデザインを浮かびあがらせる印刷方法であり、広い範囲に印刷できるのが魅力です。
平らにできないものは印刷できず、使う色数が増えると費用もかさみやすい点には注意してください。