2023.2.7
企業カレンダーの役割と目的とは?作成の際に注意したいこと
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企業の名入りカレンダーは、企業のノベルティとして多く活用されている定番アイテムです。
オフィスや工場、自宅などに飾られるカレンダーは効果的に自社をアピールしてくれるので、他社の受け取った経験も多いのではないでしょうか。
そんな企業カレンダーだからこそ、あらためて「どうして必要なの?」など作る目的について考えてみましょう。
- 企業カレンダーの使用シーンはオフィスなら卓上工場なら壁掛け
- 企業カレンダーはコーポレート・コミュニケーションとして役立つ
- 単純接触効果を狙い営業活動や販促として役立つ
- 高齢者や子供の使いやすさにも十分な配慮をしよう
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企業カレンダーが用いられるシーン
企業カレンダーとは、表紙やカレンダーページの下部に企業の社名やロゴ、電話番号や営業時間といったデータが記載されているカレンダーのことです。
企業のオリジナルノベルティや販促グッズとして作成され、顧客や取引先、店舗にきたお客様向けに無料配布されます。
ときには、外部の人だけでなく社員や関連会社、グループ会社に配布されることもあります。
社内用のカレンダーならば社内行事、総会のような予定があらかじめ書き込まれているケースもあり、スケジュール表としての役割も果たすことができます。
メモを書き込めるスペースが大きくとられたカレンダーなら、個人のスケジュールもしっかり管理できるでしょう。
個人のデスクがあるオフィスなら卓上タイプ、工場などの広い施設なら壁掛けタイプなど、使用シーンによっても最適なカレンダーは異なります。
広い場所での使用を想定しているのであれば、ビジュアルを重視し写真やイラストを大きく用いたデザインのカレンダーもよいでしょう。
「営業のときに持っていって、飛び込みをしながら配りたい」というのであれば、かさばりにくいカレンダーがおすすめです。
机の上における卓上タイプや、手帳・ダイアリータイプのものであれば、営業の際にも使いやすく感じられるでしょう。
コーポレート・コミュニケーションとして役立つ
企業カレンダーを作り、配布する目的としてコーポレート・コミュニケーションが挙げられます。
コーポレート・コミュニケーションとは、企業に関連する取引先や消費者・顧客といった相手に、企業や業務内容・活動について知ってもらい、友好的な印象を抱いてもらうことを目的とした活動です。
一方でコーポレート・コミュニケーションについて、明確な定義はありません。
その中でもコーポレート・コミュニケーションとして定番の働きと言えるのが「認知度を高める」ことです。
企業について広く認知してもらうことは、企業活動の促進につながり「まず企業を認知してもらう」という段階で活躍するのが、名入りカレンダーなのです。
日常生活のあらゆるシーンて必要なカレンダーに企業の名前が入っていることで、企業名を目にする機会が多くなります。
このように、何気ないきっかけから企業名を知ってもらうことも、コーポレート・コミュニケーションと言えるでしょう。
デザインやビジュアルが目を引くカレンダーであればますます視線を惹きつけ、認知度向上につながります。
また、デザインやビジュアルから企業の事業内容や活動姿勢を伝えることも可能です。
例えば事業活動を通じて環境保全に取り組んでいるのであれば、美しい自然を想起させるビジュアルを取り入れるのもおすすめです。
営業活動や販促として役立つ
企業カレンダーは、営業活動や新たな顧客の獲得にもつながります。
特定の相手へ友好的な印象を持つきっかけとして「単純接触」が挙げられます。
これは、些細な接触でも何度もくりかえしていると相手へ好意的なイメージを持ちやすくなるという法則のことです。
こうした単純接触の鍵となるのが、販促グッズ・ノベルティグッズ。
特にカレンダーのように、普段仕事や生活をするスペースに飾られ、普段目に付くアイテムは単純接触の回数も増えやすいものです。
取引先やお客様がカレンダーを使うたびに社名を目にすることで「企業について強く意識した」という経験がなくとも、社名が自然に身近になっていきます。
そして取引先でお願いしたい案件が生まれたときや、お客様がお困りのときに「あの会社へ相談してみよう」という発想に至るわけです。
皆さんも、通勤の道すがら目にする看板やコマーシャルから「利用したことはないけれど知っている店舗・企業」があるかもしれません。
こうした単純接触による営業効果は、決してばかにできないでしょう。
取引先やお客様が思いついたときすぐ相談できるよう、カレンダーには社名のほかに連絡先や営業時間などを添えておくとおすすめです。
しかしカレンダーに情報を書けるスペースは限られていますから、すべての情報を記載するのは難しく感じるかもしれません。
そんなときには公式サイトのURLや、スマホで読み込めばすぐに飛べるQRコードを入れておくとよいでしょう。
LINEアカウントやSNSアカウントに顧客の相談窓口などを設けているのであれば、それらのサービスへ直通できるコードもあるといいですね。
目的にあわせてデザインを選ぼう
このようにさまざまなシーンで営業効果を発揮してくれるカレンダーだからこそ、デザインにも十分こだわりたいものです。
営業やコーポレート・コミュニケーションの役割を遂行するためには、取引先やお客様に悪い印象を与えてはいけません。
企業のブランドとしての魅力はなにか?
どのような事業なのか?
取引先やお客様にどのようなサポートができるのか?
このような点を考慮しながら、個性をアピールできるデザインを選びましょう。
企業の象徴となるモチーフを用意したり、おしゃれな写真を使ったりするのもいいかもしれません。
あまりに専門的でわかりにくい分野であれば、かわいい動物や美しい風景の写真も使用しましょう。
使いやすさにも十分な配慮を
せっかくの企業カレンダーでも、受け取った人が「使いにくい」「どこで使えばいいの?」と感じてしまうものでは喜ばれませんよね。
そのためデザインにおいても、使い勝手を意識しましょう。
例えば日付や曜日は、十分に見やすいものになっているでしょうか?
サイズやカラーは適切でしょうか?
クリニックや福祉施設のように、ご高齢の方やお子さんが多い場所で使われるのならば、文字ははっきりと記載しましょう。
暦の表記や大安や仏滅といった六曜の表記も、取り入れるか否かよく考えてみましょう。
メモをとることを目的にしているカレンダーであれば、空欄が大きいほうがよいでしょう。
紙質についても、ペンや鉛筆で書き込みやすい用紙を選ぶようにしてください。
まとめ
ごあいさつや営業中に配られることも多い企業カレンダーは、カレンダーそのものとして便利なのはもちろんのこと、企業名を効果的に知らしめることにもつながります。
企業名のほかに電話番号やQRコードなど必要な情報を記載しておけば、取引先やお客様が必要なときにすぐアプローチできるでしょう。
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