販促の「プッシュ型」と「プル型」とは？最適な販促を考えよう

2022.4.5

販促の「プッシュ型」と「プル型」とは？最適な販促を考えよう

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企業や業界の特性、求める効果によっても効果的なやり方は違うため、最適な方法を十分検討しましょう。

今回は特に「プッシュ型」、「プル型」に分けて、販促方法の違いを解説していきましょう。

まずは確認したい「販促」とは？

販促とは、企業の売上・成績向上のため、商品やサービスを効果的に紹介する方法のことです。

ニーズをとらえた、非常に魅力のある商品やサービスであったとしても、消費者に届いていなければ売上にはつながらないですよね。

そこで商品やサービスを求めている消費者へ、効果的にアプローチするために販促が利用されます。

販促には例えば、店頭に配置するのぼり、ポップ、店外でも配布するチラシ、ノベルティ、メールマガジンやキャンペーンの実施などがあります。

店舗にて販売したい商品のそばにその商品の詳細がわかるようポップを作っておいておく、というのも、立派な販促のひとつと言えます。

販促と一言でいってもさまざまなやり方がありますが、大きく分けると「プッシュ型の販促」、「プル型の販促」という2種類に分けることができます。

販促の種類とそれぞれの特徴を把握しておけば、どのような展開を行いたいか、どのような反応を期待しているかといった状況に応じて最適な販促ができるようになります。

「プッシュ型の販促」とは？

まずは、プッシュ型の販促について解説していきましょう。

プッシュ型はその名前の通り、積極的に「押す」ことによって消費者へ働きかける販促のことです。

プッシュ型の販促には、例えばチラシや販促品といった販促があります。

チラシは、商品やサービスの情報をわかりやすく明記することによって、効果的に消費者へお届けできる販促ツールです。

パンフレットほど多くの情報を掲載できませんが、その分配布やアプローチは楽になります。

チラシは新聞への折り込みのほか家庭内のポストに投函するポスティングというアプローチ方法もあり、さまざまな活用方法ができます。

さらに、販促品とチラシを組み合わせることができるのも魅力です。

ポケットティッシュやお菓子と組み合わせることによって、チラシが注目される可能性も高くなります。

チラシだけではつい見落とされやすく、すぐ捨てられてしまうパターンでも、販促品がついていることによってより多くの人の目に留まりやすくなるためです。

販促品には、ボールペン、モバイルバッテリー、カレンダー、トートバッグなどさまざまなアイテムがあります。

ターゲットのニーズを踏まえて、どんなアイテムなら反応がありそうかよく考えてみましょう。

販促品そのものが企業で展開している商品・サービスに関連しているのであれば、商品購入のきっかけにもなるでしょう。

販促品には、企業名やロゴ、連絡先のように一目見てどこの企業のものかわかる情報をいれるケースも少なくありません。

「プル型の販促」とは？

「積極的に押す」タイプであるプッシュ型の販促に対して、プル型の販促とは「引き」の力を期待する販促の方法です。

消費者を引き込むアピールによって、消費者が自ら「買いたいな」「サービスを利用したいな」という気持ちになるように働きかけます。

プル型の販促では、とにかく「商品やサービスに興味・関心を抱いてもらうこと」が重要となります。

継続的な展開によって、最終的に消費者が自ら購入してもらえるようにアプローチします。

プル型の販促ツールには、例えばテレビや雑誌の広告や、Webサイト・ブログ・SNSなどインターネット上での展開、店頭に配置するポップやのぼりなどが挙げられます。

プル型の販促の中でも、特に広告やインターネット上の展開などは定番と言えるでしょう。

近年ではネットショップからの商品の購入のような販路も増えています。

商品やサービスにまつわる情報をこと細かく掲載でき、チラシなどのツールよりも丁寧に情報を記載できます。

その際には、利用者の口コミなどをあわせて掲載することによって、信頼性を向上できるでしょう。

さらに、実店舗ならポップやのぼりを設置することでも、関心を引くことができます。

オリジナリティに溢れた、目を引くポップやのぼりは、まさに「プル型」と言えるでしょう。

販促を選ぶポイント

このようにさまざまなタイプがある販促は「こちらのほうがよい」、「この方法のほうが適している」と一言でいうことは難しいものです。

最適な販促を見極めるためには、まず「どのような効果を得たいのか」を考える必要があります。

例えば「新規顧客の獲得」と「リピーターの獲得」では、適切な販促も変わります。

リピーターの獲得であればプル型の販促でもよいかもしれませんが、新規顧客の獲得ならばより積極的なプッシュ型の販促のほうが効果を実感できるでしょう。

ターゲットをしぼりこむとともに、販促によって期待する効果も今一度考えてみましょう。

まとめ

販促と言ってもその種類は多岐にわたり、期待できる効果も異なります。

特に「プッシュ型」「プル型」の種類の違いを理解しておくことは、効果的な展開のため必要不可欠と言えるでしょう。

販促品にまつわるご相談は、ノベルティグッズ制作の「e販促ストア

」にお聞かせください。