2022.11.15
企業ノベルティはSDGsを意識して作ろう!オリジナルノベルティで貢献するには
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近年、「SDGs」というワードを耳にする機会が増えてきたと感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ「SDGsについて説明してください」と言われたら、自分の言葉で説明するのは難しく感じられるかもしれません。
SDGsの理解度や、SDGsに対する企業としての取り組み方は企業の魅力や信頼にもつながるものですから、きちんと理解し企業の取り組みにも取り入れていきましょう。
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SDGsとは?
まずは基本のポイントから解説していきます。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という意味を持つ、世界的な目標および価値基準です。
この目標は、2015年9月の国連サミットで採択されました。
国連には193か国が加盟していますが、加盟国それぞれに2016年から2030年という15年間でどのような目標を達成するか決定しています。
日本も参加しており毎年7月に達成状況のレポートを提出しながら、さまざまな問題に取り組んでいます。
SDGsの目標を達成するためには、一人ひとりが高い意識で目標達成につながる行動に取り組む必要があります。
だからこそ企業単位で目標達成に向き合う姿勢によって、企業の印象がよくなるかもしれません。
企業ノベルティでの貢献方法
SDGsを事業活動の内容に組み込むという手もありますが、企業として展開するノベルティからアプローチするという方法もあります。
そのためにもノベルティを作成するときには、環境に配慮したアイテムを意識的に作成してみましょう。
例えば、近年ではプラスチックごみの削減を目指して、各所で新しい取り組みが行われています。
スーパーやコンビニといった小売店におけるレジ袋の有料化や、プラスチックストローの廃止と紙ストローの活用などもこうした目標のための取り組みのひとつです。
プラスチックごみが海洋系に与える影響を減らすため、一人ひとりの意識改革が求められています。
ノベルティを作るときにもオリジナルエコバッグやマイストロー、マイカテラリーなどを展開することによって、受け取った人がごみ削減へつなげられるでしょう。
このようなSDGsに貢献できるノベルティは、日本の目標達成へつなげられるのはもちろんのこと企業のブランディングにも効果的です。
「環境に配慮した取り組みをしている企業」としてアピールでき、好印象を与えることができるでしょう。
従来のノベルティ以上の販促効果も期待できるかもしれません。
ノベルティの素材も環境にやさしいものを選ぶ
「ノベルティの使用シーンが環境問題につながる」、「ノベルティを使ってもらうことでごみ削減ができる」
このようなノベルティだけでなく、ノベルティそのものの素材が環境に配慮しているものもおすすめです。
例えば、ビジネスシーンで活躍する付箋やメモパッドも「再生紙を使用している商品」を意識的に選びましょう。
さらに近年ではペンにも再生紙を使用した「紙ペン」や、「バンブーファイバー」を使ったタンブラーなども展開されています。
再生紙の「革」バージョンとも言えるリサイクルレザーなども、今後ますます注目を集めるでしょう。
こうした製品は、これまでならプラスチックで作られていたアイテムがプラスチックを使わずに作成されることで、環境問題改善へ貢献できます。
中にはまだ一般的に普及しているとは言い難い製品もありますが、紙ストローのように順次広がっていくかもしれません。
環境問題へ関心の高い人からは「いち早くこの製品を取り入れ、ノベルティにしているなんて環境問題への意識が高い企業なんだな」と思われるでしょう。
フェアトレードを意識したノベルティもおすすめ
SDGsの取り組みでは、環境問題だけでなく人権などの諸問題にも向き合う姿勢が求められます。
そのひとつとしてますます重要視されているのがフェアトレードです。
フェアトレードとは、生産者や労働者の生活改善を目的とした貿易です。
これまでの貿易の仕組みでは、原産国における正当な対価が支払われないままに、消費者の手に商品が渡ることもめずらしくありませんでした。
そこでフェアトレードは、「労働者の賃金を減らして消費者へリーズナブルな商品を届ける」ではなく「生産者や労働者が公正な対価を受け取れる」ことを重視した貿易を叶えています。
「国際フェアトレード認証」のようなラベルが付けられている商品をノベルティに選ぶことで、原産国の人へきちんと対価を支払うことができます。
環境問題のほかにも、SDGsやサスティナブルに関心を持ち取り組んでいることによって、企業価値の向上につなげられるでしょう。
まとめ
ますます関心が高まっているSDGsに対する取り組みは、いまや企業単位で求められています。
取引先企業や顧客との良好な関係を築くためにも、日頃から高い意識を抱き、記念品やノベルティを作成するときにもうまく組み込みましょう。
これまでと同じ定番のノベルティであっても、工夫次第でSDGsを意識した製品にできますので、どのようなノベルティで貢献していくべきか考えてみましょう。